はじめに
この記事はchatGPTが主ではなく、私、みかたんごが書いています。
さて、chatGPTに記事を書かせるとなるとまず気になるのは著作権でした。
つまりAIの書いた記事の著作権はどこにあるのかということです。
それについて書いていきます。
もしここでAIにも著作権があるなどとなると、ここで記事は終わっちゃいます(笑)
AIで記事を書く試みの意図はこちらご覧ください。
概要
まず、chatGPTが書いた記事をそのまま使ってブログの体裁にしてみようと思います。
その後に、実際にchatGPTでブログを書いてどうだったか、
またそれを教育にどう生かすかを書いていきます。
解説
【chatGPTによる記事】
はじめに
本記事では、
AIが生成したテキストの著作権について解説します。
AIの発展により、自然言語処理モデルを用いたテキスト生成が注目されていますが、
その生成物が著作権の対象となるかどうかには多くの議論があります。
この記事では、
その論点や解釈について、法的な観点から分かりやすく説明します。
AI技術の進化に伴い、著作権に関する新たな問題が浮上していますが、
その解決に向けて理解を深める一助となることを目指しています。
概要
AIが生成したテキストに関する著作権について考える際、
まず著作権の法的定義や範囲について理解することが重要です。
AIがテキストを生成する場合、
その生成物が一般的な著作物として扱われるかどうかは、法的な解釈や判断に左右されます。
著作権法の枠組みや最近の動向を踏まえ、
AIが生成したテキストがどのように著作権法に適用されるのか、
そのポイントや議論の焦点を整理していきます。
さらに、AIによるテキスト生成の発展がもたらす可能性や課題にも触れ、今後の展望について考察します。
AIがテキスト生成における著作権に与える影響は大きく、法的な側面からその理解を深めることが重要です。
解説
【chatGPTの回答と著作権】
著作権に関する法的な規定に基づくと、AI(人工知能)によって生成されたテキストが著作権の対象となるかどうかは、
そのテキストが創作性を有するかどうかによって判断されます。
一般的に、創作性を有するかどうかは、そのテキストが独自の表現や思考を含んでおり、
人間の創作性によって生み出されたものとして評価されるかどうかで判断されます。
chatGPTなどの自然言語処理モデルが生成するテキストも、
そのアルゴリズムに基づいて人間の文章をもとにし、それに基づいて新しいテキストを生成します。
しかし、この生成過程において、AIが独自の創造性や独自の思考を持つわけではありません。
そのため、一般的にはAIによって生成されたテキストは、著作権の対象とはなりにくいとされています。
しかしながら、AIが生成したテキストを利用する場合には、利用目的や使用条件、著作権者の権利などを考慮する必要があります。
特に、AIが生成したテキストを著作物として扱う場合や、商業利用する場合には、十分な注意が必要です。
一般的には、AIによって生成されたテキストは、著作権の対象としては扱われにくいものの、その使用には注意が必要であると言えます。
以上のように、chatGPTなどのAIによって生成されたテキストの著作権については、
その性質や使用方法によって異なる場合があります。そのため、利用する際には十分な注意と法的な知識が必要です。
【著作権法におけるAIの位置づけ】
AI(人工知能)の発展に伴い、その著作権に関する位置づけについても注目が集まっています。
著作権法において、AIが生成した作品やテキストがどのように扱われるかは、その性質や法的枠組みに基づいて判断されます。
現行の著作権法では、著作物として保護される対象は「個人の創作性によって創作されたもの」であり、人間の創造性に基づいて生成された作品がその対象とされます。
一方で、AIによって生成されたテキストや作品は、その生成過程において人間の創造性が直接的に関与していないため、著作権の対象とはされにくい傾向があります。
しかし、AIが生成したテキストや作品には、著作権の保護を受ける可能性がある場合もあります。
例えば、AIが生成したテキストが人間の創造性を反映している場合や、
AIが作品の一部として人間の創作活動に組み込まれている場合など、その性質や使用方法によって異なります。
このように、AIによって生成されたテキストや作品の著作権については、その性質や使用方法によって異なる場合があります。
そのため、AIを活用する際には、著作権の法的規定や適用される基準を理解し、適切な取り扱いが求められます。
【chatGPTの回答を著作物とみなす根拠】
chatGPTが生成する回答やテキストは、その性質や生成過程から著作物とみなされる場合があります。以下に、その根拠となる要因をいくつか示します。
①創作性の表現: chatGPTは、与えられた情報を元に自動的に文章を生成しますが、その生成過程にはある程度の創作性が反映されます。例えば、与えられた質問やテーマに対して独自の視点や表現を用いて回答を生成することがあります。この創作性は、著作物としての要件を満たす可能性があります。
②著作権法の適用: 著作権法では、創作物が具体的な形に表現された時点から保護の対象となります。chatGPTが生成したテキストや回答も、具体的な形で表現されたものであり、その性質に応じて著作権の保護を受ける可能性があります。
③独自性と独創性: chatGPTが生成する回答やテキストには、人間の創造性に近い独自性や独創性が反映されることがあります。これにより、その回答やテキストが独自の表現や内容を持つ場合、それが著作権法上の保護対象となる可能性があります。
④使用目的の考慮: chatGPTが生成したテキストや回答が、著作権法上の保護を受けるかどうかは、その使用目的や利用方法によって異なります。例えば、商業利用や二次創作などの場合、著作権の保護がより重要となります。
以上の要因から、chatGPTが生成する回答やテキストは、その性質や使用方法に応じて著作権の保護を受ける可能性があります。そのため、適切な著作権の取り扱いが必要となります。
【著作権侵害となる可能性の検討】
【著作権侵害となる可能性の検討】
chatGPTが生成する回答やテキストが、著作権侵害となる可能性を検討する際には、以下のような要因を考慮しなくてはなりません。
- 原著作者の著作権: まず、元となるテキストや情報の著作権を持つ原著作者の権利を尊重する必要があります。chatGPTが生成するテキストが、原著作者の著作物を無断で引用したり、転用したりする場合、著作権侵害となります。
- 創作性の度合い: chatGPTが生成する回答やテキストが、十分な創作性を持っている場合、それ自体が独自の著作物として保護される可能性があります。しかし、元となる情報や質問が具体的であり、chatGPTの回答がそれを単に再現するだけである場合、創作性が不十分とみなされることがあります。
- 著作権法の適用: 著作権法は、個々のケースに応じて異なる解釈や適用が行われます。特にAIが関与する場合、現行の著作権法の適用範囲や基準について、十分な議論や法的判断が必要です。
- 使用目的の考慮: chatGPTが生成したテキストや回答が、教育や研究などの非営利目的で使用される場合、著作権法の適用や検討が異なる可能性があります。一方、商業利用や広告目的で使用される場合、著作権侵害のリスクが高まることがあります。
これらの要因を総合的に考慮し、chatGPTが生成する回答やテキストが著作権侵害となる可能性を慎重に検討することが重要です。特にAIが関与する場合、その生成プロセスや著作物の性質について、法的なアドバイスを求めることが望ましいです。
【chatGPTを活用した適切な著作権管理の方法】
chatGPTを活用した適切な著作権管理には、以下のような方法があります。
①利用目的の明確化: chatGPTを使用する目的を明確にし、それに基づいた利用範囲や条件を定めます。これにより、著作権侵害のリスクを最小限に抑えることができます。
②原著作者への連絡: chatGPTが生成したテキストが商業利用や広告目的で使用される場合、原著作者に連絡を取り、使用許諾を得ることが重要です。原著作者の了解を得ることで、著作権侵害のリスクを回避できます。
③クリエイティブ・コモンズライセンス: クリエイティブ・コモンズライセンスを使用することで、著作物の利用条件を明確にし、他者に対して特定の利用権を与えることができます。chatGPTが生成したテキストに対しても、適切なクリエイティブ・コモンズライセンスを適用することができます。
④著作権表示の明示: chatGPTが生成したテキストを使用する際には、著作権表示を明示することが重要です。これにより、著作権の所有者や利用条件が明確になり、著作権侵害のリスクを回避できます。
法的アドバイスの取得: chatGPTを活用したテキストの利用や管理に関する疑問や不明点がある場合は、法的アドバイスを求めることが重要です。法律の専門家に相談し、適切な著作権管理を行うことで、法的なリスクを回避できます。
これらの方法を活用することで、chatGPTを適切に活用しながら著作権を尊重し、法的なリスクを最小限に抑えられます。
まとめ
本記事では、chatGPTを利用した回答における著作権について詳しく解説しました。以下にまとめます。
- はじめに: chatGPTが生成した回答には著作権が発生する可能性がありますが、その管理方法には注意が必要です。
- 概要: 著作権法におけるAIの位置づけや、chatGPTの回答を著作物とみなす根拠について解説しました。
- 解説: chatGPTの回答が著作物とみなされる条件や、著作権侵害となる可能性について詳しく解説しました。
- chatGPTの回答と著作権: chatGPTの回答における著作権の取り扱いについて、法的な観点から考察しました。
- 著作権法におけるAIの位置づけ: 著作権法におけるAIの位置づけや、AIが生成したコンテンツの著作権について解説しました。
- chatGPTの回答を著作物とみなす根拠: chatGPTの回答が著作物とみなされる根拠や条件について、法的な観点から考察しました。
- 著作権侵害となる可能性の検討: chatGPTの回答が著作権侵害となる可能性や、その防止方法について検討しました。
- chatGPTを活用した適切な著作権管理の方法: chatGPTを活用した適切な著作権管理の方法について、具体的な手順や方法を解説しました。
これらの内容を踏まえて、chatGPTを活用した際の著作権管理には注意が必要であり、適切な対応が求められることが分かりました。
AIに書かせてみて
このようの実際にchatGPTに書かせたわけです。(ここからは私みかたんごが再び書きます。)
書かせていてどうかというと、
不安で仕方ない!!です(笑)
そもそもchatGPTによる記事が内容として正しいのか、著作権的に大丈夫なのか。
「自分で調べて考えて書く」過程をすっ飛ばしているのでめっちゃ不安です!
今はchatGPTに
「著作権とAIの関係を記事にして解説して」という旨の記事を書きました。
ここでchatGPTに記事を書いてもらうことを依頼するのではなく、
「AIが書いた記事を投稿するのが違法なのか」という点を聞いてみましょう。
AIに質問してみた
著作権は誰にあるのか
まずはchatGPTに質問した回答の著作権は誰にあるのでしょうか。聞いてみましょう。
なるほど。それでは、利用規約を見せてもらおうじゃないですか。
利用規約はこちらです。
その中にこのような文言があります。
コンテンツの所有権。お客様と OpenAI の間では、適用法で認められる範囲で、お客様は (a) 入力の所有権を保持し、(b) 出力を所有します。私たちはここに、アウトプットに対するすべての権利、権原、利益(もしあれば)をあなたに譲渡します。
https://openai.com/policies/terms-of-use
つまり、原則、利用者に所有権があるということですね。
ただし、発行日は「発効日: 2024 年 1 月 31 日」とのことです。
随時利用規約をチェックしておく必要があるかもしれませんね。
どういう場合著作権に違反するのか
chatGPTで得られたテキストの著作権は利用者にあるようです。
しかし、ここで一つ疑問です。
生成されたテキストに「すでに世に発表された著作物の内容を含む場合」は、その生成されたテキストをブログにあげることはどうなのだろう?
聞いてみましょう。
chatGPTは、ネット上の膨大な情報をもとに学習をします。
そのため、chatGPTが生成したテキストの中には、学習元となった著作物のテキストに酷似したものがある可能性があります。
その点で著作権の侵害が危惧されます。
侵害にならないためにも、生成されたテキストを、チェッカーツールで類似したテキストがないかを確認する必要があるかもしれません。
AIをブログ作成にどう役立てるか
今回、ブログの記事をchatGPTにお任せしてみましたが、結構不安です。
先にも書いたように
・著作権は大丈夫か
・内容は正しいのか
など気にかかるところです。
特に、私は著作権に詳しくないので、chatGPTが書いた記事の情報が、正しいのか誤りを含んでいるのかを調べる時間がかなり必要です。
おそらく自分が詳しくない領域をchatGPTに書かせることは、かなり難しいのではないかと感じました。
そこでchatGPTの使い方を以下のようにしてみようと思います。
手順 | 【今回】 | 【今後】 |
1 | ○○の記事の「本文」を書いてもらおう | ○○の記事の「構想」を提案してもらおう |
2 | タイトル、見出し、本文を考えさせる | タイトルを提案させる |
3 | 内容の真偽の確認 | 見出しを提案させる |
4 | チェッカーツールで既出のテキストと 類似していないかを確認 | 本文を書く |
5 | ブログにする | 誤字、脱字を指摘させる |
【今回】の方法だと、手順3で時間がかかる上に、手順4でもそれなりに時間がかかります。
また、著作権、内容の正確さが不安です。
【今後】の方法だと、手順4で時間はかかりますが、著作権侵害の恐れもなく、内容も専門分野であればある程度正確です。
もしくは、初校の段階まで書かせて、それをもとに自分で修正、加筆するのも手かもしれませんね。
ちなみに【今後】の手順5ですが、chatGPTにある程度の校閲はしてもらえそうです。
もちろん完璧な校閲とはいえませんが・・・
まとめ
ここまで、chatGPTでブログを書く可能性を探ってきましたが、それなりにハードルが高そうです。
これからも試行錯誤していかなくてはなりませんね。
またこれを教育にどう生かすかも難しそうです。
実際に生徒がブログを書くかはわかりませんので、学校でchatGPTを用いたブログの書き方を教えることはないです。
もちろん国語の指導要領にそのようなことは書かれていないはずです。
けれど、生徒たちがこれから在学中に収益を得る活動をネットで行うこともあるかもしれません。
というかあるでしょう。
そのときに不利益を被らないためにも、例えばAIとの付き合い方について講師などを呼んで、
授業をしていただくのも面白いかもしれませんね。
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