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【「ね」を使わない】文節の分け方

この記事は約4分で読めます。

中学生は文節というものを学習します。

たとえば、

今日の朝はいつもカーテンからこぼれる光が届かない。だから起きられなかったというわけではない。

という文節に分けてみましょう。

すると、

今日の/朝は/いつも/カーテンから/こぼれる/光が/届かない。/だから/起きられなかったと/いう/わけでは/ない。

となります。

おそらくこれを分けることは中学生にとって難しいと思います。

特に「起きられなかった」は困難でしょう。

なぜこのように分けられるか考えてみましょう。




「ネ」で分けると難しい?

皆さんは中学の時、「ネ」を入れて分けられるところが文節だよ。

と教わりませんでしたか。

私はこれで習い、文節を全然理解できませんでした。

なぜなら、

「ネ」を入れる方法は人の感覚によって異なるからです。

たとえば

さきほどの「起きられなかったと」に「ネ」を入れると

「起きられネなかったと」

のように入れてしまうことがあります。このように感覚で入れる「ネ」では、言葉を文法的に見ることなどできません

では、なぜ「ネ」を入れるように指導させるのでしょうか。

それは文節を理解するには「品詞」を識別できるようにならないといけなく、多くの場合、品詞を詳しく習うのは文節よりも遅いからです。だから、文節を品詞の知識から分けるということができないのです。

本記事では「品詞」を学習したうえでの文節の分け方を書きます。

以下に文節をまとめたものがあるのでご覧ください。

文節の規則

上の添付記事「品詞の概要・まとめ」の中にもありますが、そもそも文節とは、

文をくっぎても意味がおかしくならないかたまり

のことです。さきほどの例文で考えると、

今日の/朝は/いつも/カーテンから/こぼれる/光が/届かない。/だから/起きられなかったと/いう/わけでは/ない。

というもので/と/の間を文節と言います。

そしてここからが肝なのですが、

文節の中には必ず自立語があります。また、

付属語「だけ」の文節はない。という特徴があります。

  • 一文節に必ず自立語がひとつ
  • 付属語だけの文節はない

ちなみに付属語とは「助詞・助動詞」のことで、自立語とは「付属語以外」のことです。詳しくは、以下からもどうぞ。





文節の分け方

それでは実際に分けてみましょう。

さきほど下の例文はこのように、分けられると書きました。

本当に文節の規則通りなのでしょうか。

それぞれを単語に区切って、自立語か付属語かを判断してみましょう

今日/の/朝/は/いつも/カーテン/から/こぼれる/光/が/届か/ない。/だから/起き/られ/なかっ/た/と/いう/わけ/で/は/ない。

このように分けられます。

それぞれ以下のようになります。

  • 今日→名詞→自立語
  • の→助詞→付属語
  • 朝→名詞→自立語
  • は→助詞→付属語
  • いつも→副詞→自立語
  • カーテン→名詞→自立語
  • から→助詞→付属語
  • こぼれる→動詞→自立語
  • 光→名詞→自立語
  • が→助詞→付属語
  • 届か→動詞→自立語
  • ない→助動詞→付属語
  • だから→接続詞→自立語
  • 起き→動詞→自立語
  • られ→助動詞→付属語
  • なかっ→助動詞→付属語
  • た→助動詞→付属語
  • と→助詞→付属語
  • いう→動詞→自立語
  • わけ→名詞→自立語
  • で→助詞→付属語
  • は→付属語→付属語
  • ない→形容詞→自立語

つまり、単語に区切ったものに色を塗ると

今日////いつも/カーテン/から/こぼれる///届か/ない。/だから/起き/られ/なかっ///いう/わけ///ない

となり、これを文節にすると、

今日//いつも/カーテンから/こぼれる//届かない。/だから/起きられなかったと/いう/わけでは/ない

となります。

ここで注目したいのが、文節には

  • 自立語のみ
  • 自立語付属語(+付属語・・・+付属語)

の2種類しかないということです。

この規則がとても大切です。

  • 自立語のみ
  • 自立語付属語(+付属語・・・+付属語)

ちなみに、「られなかったと」のように付属語に付属語が接続することがあるので、「付属語(+付属語・・・付属語)」としています。


文節は品詞を理解することでとても簡単になります。場合によっては品詞を先に学習してもいいかもし

れませんね。




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