上二段活用の活用
上の表を見てください。これは古文における9つの活用の種類をまとめた表です。
この中の「落つ」「上二段活用」の段を見てみましょう。
そこに「i.i.u.u.u.i」とありますね。
このように変わる活用の種類を「上二段活用」と言います。
どうしてこのように変わるのかは下の表を見てください。
これらの語を「落つ」に付けてみてください。すると
「落ちず」「落ちけり・落ちて」「落つ。」「落つるとき」「落つれども」「落ちよ」
となりますね。このようにして、判断していきます。
この仕組みについてもう少し考えたい方は以下もどうぞ。
なぜ上二段活用というのか
では、なぜ上二段活用は「上二段」というのでしょうか?
それは「i.i.u.u.u.i」の変わり方が、「uの段とそのひとつ上のi段の二段で変わる」からです。
ちなみに、上一段活用は「u段よりひとつ上のi段だけで変わる」から上一段活用といいます。
このように仕組みを「理解」することは全ての学問に通じます。
この「理解」を大切にしましょう。
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