古文

文語文法

古文)ナ行変格活用の基礎!

ナ行変格活用 これは古文における動詞の活用の種類をまとめた表です。 「死ぬ」「ナ行変格活用」を見てください。 「死ぬ」のように「な、に、ぬ、ぬる、ぬれ、ね」となるものをナ行変格活用(ナ変)といいます。 さて、このナ行変格活用(ナ変)は「死ぬ...
文語文法

古文)ラ行変格活用

ラ行変格活用 この表は古文における9つの活用の種類をまとめた表です。 これの「あり」「ラ行変格活用」を見てください。 このように「ら、り、り、る、れ、れ」と変わるものをラ行変格活用(ラ変)といいます。 ラ行変格活用(ラ変)は、数が少なく、「...
文語文法

【古文】活用の種類ア行・ヤ行・ワ行の見分け方

はじめに 高校一年生の時に習うけれど、 受験の時にはもう忘れていることが多い活用の種類(四段活用など)と行(ア行など)。 そのなかでも「ア行」「ヤ行」「ワ行」の区別がつかない生徒は多いです。 たとえば 「得」「老ゆ」「飢う」の区別です。 本...
口語文法

動詞に接続する語

はじめに 本記事では用言のなかの「動詞」にクローズアップし、そのなかでも「各活用形に接続する語」について書きます。 用言(動詞・形容詞・形容動詞)が何か、各活用(未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形)とは何かについて更に学びたい方...
古文

【無料教材】『十訓抄』「大江山」

はじめに 【作者】 未詳(六波羅二臈(ろくはらにろう)左(ざ)衛門(えもん)入道(にゅうどう)ともいわれている) 【成立】 鎌倉時代(1252年)〔鎌倉時代は1185~1333年〕 【ジャンル】 説話集(民間に伝わる話や物語のこと) 【別タ...
口語文法

自動詞と他動詞

はじめに 動詞には 「自動詞」と 「他動詞」 という種類があります。 これらは、その動詞が何に働きかけるかによって区別されます。 現代語ではそこまで気にする必要はありませんが、古文においては割と意識する必要がありますので、ここで理解していき...
文法概説

本動詞と補助動詞

はじめに 動詞には「本動詞」という動詞と 「補助動詞」という動詞があります。 これに該当する動詞をみなさん結構使っていますが、 「本動詞」「補助動詞」という言葉自体を知っている人はあまりいません。 ここでは「本動詞」「補助動詞」について学ん...
文語文法

古文)形容詞の語幹用法 「~を~み」

はじめに 形容詞の語幹用法「~を~み」は主に和歌において使われる用法です。 ここでは私の好きな和歌で、 小倉百人一首にも載っている 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ (崇徳院) を例にこの用法を学んでいきます。...
文語文法

【超必須】古文 接続助詞「ば」の使い方

はじめに 古文において非常に大切になるのが、この助詞「ば」です。 特に「ば」のような助詞を「接続助詞」といいます。 ここではその接続助詞「ば」について書きます。 できれば読んだ後もう一読してほしいくらい重要です。 概要 接続助詞「ば」は、接...
文法概説

古文)形容詞の活用形の基礎!

はじめに 形容詞とは、現代語だと「赤い」「早し」「ない」などのように、 言い切りの形が「い」で終わるもので、その多くはものごとの状態や性質をあらわします。 そのような形容詞は「用言」というものに含まれます。 用言がなんなのか、また現代語(口...